周りの影響を受けやすく、繊細なHSPさん。だからこそ、断捨離して部屋のものを少なくすることで大きな効果を得ることができます。
この記事ではなぜHSPの方に断捨離がオススメなのか、HSPの方が断捨離する際の手順を紹介していきます。
HSPさんになぜ断捨離がおすすめ?
HSPさんに断捨離がオススメな理由は下記のとおりです。
生活が楽になる
視覚情報を受けすいHSPの方は、部屋に物が多いとその物たちのせいで普通に生活するよりも疲れやすくなってしまいます。そのため、視覚的に刺激のない部屋にすることで生活が圧倒的に楽になります。
視覚的にも、人間関係などの精神的にも刺激の多い外から帰ってくる場所は極力安らげる場所であってほしいですよね。
集中力が上がる
物が少なくなることで余計な集中を他の場所に向けなくて済みます。
HSPの方でもそうでなくても物が少ない方が作業がはかどるというのはよく言われることですが、特にHSPの方は先ほども述べた通り視覚情報を受けやすい事から物が散らかっていると集中力が散漫になりやすいです。
自己肯定感が上がる
綺麗な部屋というのは生活しているだけで自己肯定感が上がります。HSPの方はネガティブな感情に敏感になってしまいますが、それと同様にポジティブな感情にも敏感に反応することが出来ます。
それを活用すれば、部屋を綺麗にするだけで何もしなくても自己肯定感を上げることができるのです。
金銭的な余裕ができる
ただ物を減らすだけで金銭的に余裕ができるのかと疑問に思ったかもしれません。しかし、断捨離をして物を減らすと新しく物を買う際に「せっかく断捨離をしたのに不要な物を買いたくない」と考えるようになり、なんとなくで不要な物を買うことがかなり少なくなります。
【HSP】断捨離はこの3つの手順で!
では、HSPの方が断捨離を行う際にはどんな手順で行うと良いのでしょうか。断捨離をするときは今から紹介する3つのステップに沿って行いましょう。
①物に捨てる優先順位(基準)を設ける
まずは捨てる物に優先順位を設けましょう。手あたり次第に物を捨てようとしても作業は進みづらく、途中で断念してしまうことも少なくありません。
物を捨てる際は種類別に優先順位や基準を作ると良いです。おすすめは大きなものから断捨離していくことです。ソファや机、使っていない棚のような家具の中で不要だと感じるものをまず捨てていきましょう。
大きなものがなくなると一気に部屋が広くなるため、少しずつ物を捨てるよりも作業が進んでいる感じがして片付けのモチベーションも上がります。
また、「〇年以上使っていないものは捨てよう」と明確な基準を設けるのもおすすめです。断捨離の途中で捨てるかどうか迷って時間ばかりが過ぎてしまったらもったいないですよね。効率よく作業を終えるためにも具体的な基準を作ってみましょう。
個人的には1~3年を基準にするのがおすすめです。
②大きな物と小さな物で分ける
優先順位を決めることができたら、大きなものと小さなものに分けてください。大きさによって分けると、作業の効率が大きく変わります。
大きなものを処分している際は目に見えて進度が分かりますが、小さな物を分別している際は進んでいるのかどうかわからなくなってしまいます。ですがあらかじめサイズによって分けることで「今は小さな物の分別を行っているから進んだように見えなくても結果にはつながっている」と思うことができます。
③自治体or業者に依頼して処分
物の分別が終わったら処分していきます。不用品の処分方法は自治体のゴミの日に出すことと不用品回収業者に来てもらう二つの方法があります。
自治体で処分するとお金はかかりませんが、粗大ごみなどはすぐに処分できず、指定の場所へ自分で運ばなければいけません。一方、不用品の回収業者は即日対応してくれる業者や家から運び出してくれる業者がほとんどです。
すぐに物を捨てたい人や一人で大きな家具を運び出せない方には不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
断捨離後はミニマリストになるのもあり
断捨離を行った後はミニマリストになるのも良いかもしれません。HSPさんはミニマリスト思考に向いています。最初に紹介したメリットの通り、今以上に楽に生活できるようになります。
「HSP ミニマリスト」と検索すると実際にミニマリスト思考になって人生が変わったというHSPの方の体験談を読むことができます。
まとめ
HSPの方はそもそもそれによって自己肯定感が悪気なりがちという特徴があります。そのため部屋の片付け一つをとっても、それがうまくいかないことがストレスの原因となり、さらに余計に部屋が汚くなってしまうという悪循環にもなりかねません。
今回はHSPさんがなぜ断捨離を行うと良いのか、断捨離を行う際の手順を紹介していきました。ぜひ思い切って断捨離を行って快適な暮らしにしてください。