部屋の状態は勉強や仕事に大きく影響を与えます。適切な部屋にすることで作業の効率を大幅に上げ、反対に作業に不適切な部屋だと作業も滞ってしまいます。
この記事では、部屋のレイアウトが集中力に影響する理由や、勉強・仕事が進みやすい部屋を作るための方法を紹介していきます。
部屋のレイアウトが集中力に影響する理由
部屋が散らかっていると勉強や仕事に支障が出ると言われますが、散らかった部屋で作業をすることで自制心が保たれないため集中力が散漫になりやすくなってしまい、作業を行う際も一気に集中するのではなくダラダラ続けてしまい、長時間やっているはずなのに中々進まないということが起こってしまうわけです。
イギリスの英サルフォード大学が行った研究の中で、教室のコンディションによって生徒の学業成績が大きく影響を受けるという実験結果が実際に出ています。
その中で配色や光などの6項目が明らかに成績に影響を与えていることが分かりました。
更に、実験の中で最もよくない環境のもと学習をしたクラスと最も良い環境で学習をしたクラスでは、生徒が1年間の間に向上すると言われている学習能力の平均的な値だったことが分かりました。
勉強・仕事に集中できる部屋の作り方
ここまでで部屋の環境と集中力の関連性は分かっていただけたのではないかと思います。具体的に作業に集中できる部屋というのはどんなものにしたら良いのでしょうか。
ここからは、そんな勉強・仕事に集中できる部屋にするためのポイントを3つ紹介していきます。
気が散るものは隠す・処分
まず1つ目のポイントは「気が散るものは隠す・処分」することです。
部屋に物が多い事で視覚情報が多くなります。つまり、視界に入る物の量が多いということになるので何かをする際もその作業自体だけでなく、視界に入ってきた物にも自覚なしに意識を向けてしまっているのです。
何も物が置いていない机と物が散乱してごちゃごちゃした机、どちらで作業したいと思いますか?ほとんどの人が前者でしょう。
家の中にある不要な物がどれだけあるか探してみてください。使っていない大きな家具、散らかっている衣服など不要な物がたくさんあると思います。
隠したり収納したりできるものは作業スペースから目立たないようにすればよいですが、それができないものは不用品回収業者を利用して処分しましょう。
不用品回収業者なら即日対応してくれるところもあり、大きな荷物も自分で運ばなくても業者が運搬まで行ってくれるため捨てたいときにすぐに捨てることができるため、不要な物をずっと部屋に置いておかなくてもすぐに勉強や仕事にとりかかることができます。
自分に合った音環境
部屋の配置などとは異なりますが、作業をするうえで音環境も大きく影響します。静かすぎると紙をめくる音やタイピング音などの自分が出す音が目立ち、集中しづらくなることもあります。
そういった時は適度な動画サイトや音楽ストリーミングサービスにある雑音、環境音などを流しながら行うと良いです。
疲れにくい上質な椅子
最後に、疲れにくく質の良い椅子を使うと集中しやすくなります。
長時間座る椅子の質は作業の質も変えます。特に、長時間座って集中するプロゲーマーの使用するゲーミングチェアを使用すると良いです。
有名どころでは4~6万円台で購入できるakracingや1万円台後半から3万円台で購入できるgtracingなどがあります。
普通の椅子と比較すると少し高いと感じるかもしれませんが今後も使用することや長時間の作業が疲れにくくなることを考えると良いと思います。
まとめ
今回は勉強や仕事に集中できる部屋の作り方を紹介していきました。
集中力というものは、仕事においても勉強においても重要なことで、そのためには集中できる環境をまず身の回りに用意しておきたいものです。
ここで紹介したものを取り入れて集中が継続できる部屋を作ってくださいね。